CRISPR/Casを使ったウイルス診断法の開発スピードが早すぎる

つい先日、CRISPR/Casを使ってウイルス診断が出来る、と言う2つの論文についてブログを書きました。

今日がScience誌にその2つの論文が載った日だったのですが、見るとそこにはなんと3つめの論文が。

これに触れないのも悔しいので簡潔に書きます。

 

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CRISPR/Casを使ったウイルス検査手法の開発を巡る熱いバトル

近年、研究者界隈で大きな話題になっているCRISPR/Cas。「核酸の認識と切断」からなるこの技術は、ゲノム編集に応用できるだけでなく、ウイルスを高感度で検出する手法に使えるのではないかと考えられています。

さて、CRISPR/Cas研究の第一人者として知られるJenifer Doudnaらのグループが「CRISPR/Cas12aが1本鎖DNAウイルス検出ツールとして使える」と言うことを示した論文を発表しました (Science, 2018)。さらに、 DoudnaらとCRISPRの特許で争っているFeng Zhangらのグループも同じ号に「Cas13とCas12aとCsm6が核酸検出ツールとして使える」という論文を発表しています (Science, 2018)。

この辺りの争いについてもう少し詳しく書いていきます。

 

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