ゲーマーの力添えでRNAの高次構造を作る新たなアルゴリズムが誕生した

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人間の柔軟な思考と大規模なデータ解析とを融合させると、単にコンピューターだけを使うよりも素晴らしい成果が出せると考えられています。

これを研究に適用したのが市民参加型の科学プロジェクトです。これまでに以下のような科学ゲームが研究者によって作られてきました。

  • タンパク質構造予測ゲーム『fold it
  • 銀河系ゲーム『Galaxy Zoo
  • 神経細胞塗り絵ゲーム『EyeWire

最新のPNAS誌には「科学ゲームのデータから効率よくRNAを設計するアルゴリズムを生み出した」と言う論文が発表されました。

研究グループはなぜRNAを折り畳むゲームをわざわざ開発したのでしょうか?またその成果とは?これらについて簡単にご説明いたします。

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最先端科学ゲーム『EyeWire』を作った研究グループの論文がNatureに出たぞー

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本日のNatureに網膜の神経細胞マップについての論文が発表されました。これは4ヶ月前に記事にしたEyeWireという科学ゲームを作った研究グループから発表されたものです。

今回の論文にはEyeWireのデータは使われておらず、よく調教された学生が解析したデータを使用したようなのですが、せっかくなのでEyeWireの復習も踏まえながら簡単にご説明いたします。

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神経接続をゲームで解明する『EyeWire』というネトゲ

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先日『電気泳動で脳を透明化する技術』という論文が話題になりました。しかし脳に存在する神経回路を解明するためには透明化手法だけでは不十分です。

脳全体の神経回路を包括的に調べるためにネットゲームで神経回路を繋いでいくという画期的なシステムが発表されました。

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