卓上小型遠心機って1,600円で買えるんですね

こんなtweetがRTされてきました。とんでもない時代になったもんです。昨年末には「17歳の高校生、遠心分離機をDIY。研究に使えるレベルで価格は1/5! : ライフハッカー[日本版]」というニュースが紹介されていましたが、まさかもっと安いものが楽天で買えたとは。

とは言え、件の高校生が作ったものは1分間に9,000回転、楽天で売ってる小型遠心機は1分間に3,000回転と、性能は前者のほうが良さそうです(楽天遠心機の遠心力は不明のため回転数で比較)。あと何故か動力が乾電池・・・。

この遠心機は回転数が低いので、基本的に自然落下してくるものを更に早く落とす用途で使うのが良いのでしょうか。商品紹介ページには「オレンジジュースやヨーグルトが分離できる」と書いてありますが、もっと家庭や学校で科学的に面白いことを発見できる実用的な使用方法はないか考えてみました。


0. まず遠心機の原理

 フォロワーさん方はご存知だと思いますが、良いpdfがあったので、一応参考資料として。

回転している試験管中の粒子には遠心力が働き、この力が粒子を拡散させようとする拡散力より大きくなった時、いままで沈降しなかった微細な粒子も沈降する。この原理を種々の物質の分離に応用したものが遠心機である。

参考資料

1. 菌を集めて顕微鏡で見てみる

 小型遠心機があれば細胞を集めるのは容易になります。例えばカルピスにいる乳酸菌、また夏場放置したペットボトルに増えてきた怪しい細菌をは染色して観察してみるのも楽しいのかもしれません。

参考資料

2. DNAを抽出する前に口腔粘膜上皮細胞を目視する

 高校生物の授業実践報告のpdfに「(DNA抽出実験を行うに辺り)各自の口腔粘膜上皮細胞を使うことについては、それがより興味を引く要素になっている。一方、本当に細胞が取れているのか、と、実感がわきにくい面もある。」と書かれていましたが、遠心して細胞を落としてしまえば、肉眼で見えるかもしれません。DNAをエタノール沈殿出来るほどに遠心力かかりますかねえ、不明。

参考資料

終わりに

簡単な遠心機の応用が意外と思いつかなかったので、なんかあったら教えて下さい。実験用途だと、卓上小型遠心機は専らスピンダウン(壁面についた液を落とす)用ですよねえ。

物の正体をつきとめろ!回転分離マシーン

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