Figure1. Comparison between RIKEJOs and the RIKEZONESS.
リケジョが世間を騒がしている昨今であります。昨年にはリケジョが就活で大人気と報じられ*1、我々も多いに喜びました。しかし今はその反動か、この言葉にネガティブなイメージを持たれてしまいつつあるようで*2、理系の一人としてただただ悲しみに暮れております。
華やかなイメージを持つ言葉、リケジョ(RIKEJO)
Wikipediaを見てみると、リケジョの項目は以下のように記述されています。
リケジョとは、「理系女子(りけいじょし)」の略語で、理系の女子学生や女性研究者、理系の進路を目指す女子中高生、理系の女性社員などを意味する俗語である。リケジョ(RIKEJO)は、株式会社講談社の登録商標である(登録番号第5304310号)。2010年頃からメディアで使用され始めた。
華やかでポジティブなイメージを持ったリケジョ(RIKEJO)、講談社が商標登録していたとは知りませんでした。4年もかけて育てられた言葉、まさかこのまま消えてしまうこともないとは思いますが、万が一の時のために、理系女子のイメージを改善する新語はないものかと一人考えておりました。
リケゾネスの誕生
リケジョに代わる新しい言葉ないかなって考えてる
— ぱんつ (@Fm7) March 12, 2014
サイエンス娘。
— ぱんつ (@Fm7) March 12, 2014
リケゾネス
— takashima (@senmuy) March 12, 2014
採用>リケゾネス (リケジョに代わる新しい言葉)
— ぱんつ (@Fm7) March 13, 2014
リケゾネス、なんと素晴らしい響きでしょうか。
アマゾーン、アマゾネスは、強い女性を意味する言葉としてよく使われる。また、南アメリカのアマゾン川もその流域に女性のみの部族がいたという伝説があることからそう名付けられたとする説がある。
男性研究者にも負けない強い理系女子のイメージを見事に表しています。きっと彼は「理系の女性には華やかさを追求するのではなく、何者にも負けない強い意志を持って研究に立ち向かってほしい」と言いたかったのではないかと思います。
森林の研究室は男女関係なく数十メートルの木を登るらしいしまさにリケゾネスという感ある
— マイクロピペット握り手 (@End_or_Fine) March 13, 2014
リケゾネスは控えめに見ても、こんな感じのはず pic.twitter.com/QVEwJ274rM
— 嘯(しゃお)@随眠三昧 (@xiao_shun_meng) 2014, 3月 13
この国では、成長途中の女性のことを『少女』って呼ぶんだろう。だったら、やがてリケゾネスになる君たちのことは、『リケジョ』と呼ぶべきだよね
— 森 邦彦 (MORI Kunihiko) (@morikuni_net) March 13, 2014
リケゾネスとリケジョの比較 pic.twitter.com/DfNYUktHR9
— 嘯(しゃお)@随眠三昧 (@xiao_shun_meng) 2014, 3月 13
終わりに
念の為にこの言葉が既に存在しているかどうかをgoogle検索してみました。該当するものはありませんでした。
リケゾネス、この言葉は流行るのでしょうか。理系の一人として非常に興味が有るところですうわなにをするやめr
PS.ちなみに女子大学院生のことは略して『ジェダイ』と言います。引用元のtweetが見つからない…。